パッシブハウスを見据えた、高断熱、高気密のご提案の新原点

お知らせ

先日、LIXILさんのスーパーウォール工法の講習を受けました。
山下建築の理念は いつまでも快適な暮らしを ですが、共感いたしました。
激進する時代の変化や進化(新しい建築技術含む)に日々勉強です。

これまで推進してきました 長期優良住宅 ですが
おそらく将来的に性能が見直されると予測します。
僕の予想ですと、現行Ua値 0.87以下 から Ua値 0.6以下 になるのではと!!

これまで建ててきたUa値平均は0.59ですがギリギリですね。決して悪い数値ではありません。
世界から見た日本の住宅はこの0.6でも一次エネルギー消費がまだまだ多いと試算されてます。
事実、下げられます。

地球温暖化対策にハイスペック住宅が貢献できることをあまり知られておりません。
ドイツでは2022年に原発0と公約してます。
そのための貢献にドイツの住宅スペックや再生エネルギーが大いに貢献しております。
参考にできるデータや情報があるにも、日本は生かしきれてないのだとも思います。

国の指標は基準となり、従って建てて行っても行き着く先はどうなんでしょうか。
分かりませんよね。僕にもわかりません。
でも、例えばUa値0.46以下(6地域のG2基準)で建築したら小さい一歩ながら、
この問題に貢献できるし、万が一ある程度の地球温暖化が進んでしまっても
山下建築の理念 いつまでも快適な暮らしを の性能を維持できるのではと考えます。

今の基準はこの地球温暖化の現段階の基準だと思うようになりました。
2050年天気予報がYou Tube で公開されてます。ぜひ、見てください。
あと、たった28年です。
僕の年齢38歳です。長男11歳で27年後(2049年)38歳となり、
取り巻く環境が今の僕と同じとは到底考えられません。

それを踏まえて、工務店として、設計者として、今後建てていく責任も考えなくてはなりません。
僕の考えで国(国の基準)が悪いなんて言ってられません。
子供目線から言うと、今までの大人のせいとも言われます。
自分たちでも感じてますよね。昔はこんなに夏熱くなかったよなーって!!

これから来るだろう、温度環境、スーパー台風、大地震などあっても
いつまでも快適な暮らしを
がご提案できる工務店に進化する時、いや、進化せずにはいられないと思う。

これからのすべての住宅設計者や、工務店が同じ気持ちで家づくりできれば、
きっと2050年、2100年は大きく変わっていくと誰でもわかります。

少し遅かったとは思いません。大事なのは、即行動と思います。
新築だけでなく、リフォームにもこの考えは生かせられます。

僕ができることは何か、を考えた結果があります。
それはここではお伝えしません。
これからの行動、パフォーマンスでお伝えしていきます。

今までお付き合いのあるお客様へ
現在工事中のお客様へ
未来のお客様へ

宜しくお願い致します。

株式会社山下建築 山下洋史